金色のコルダ最終セレクション3☆音楽にのせる想いの奇跡「愛の挨拶」☆蓮くんは控え室にもどって、わたしはリリちゃんと最後のお話… 総合優勝を喜んでくれた。私以上に嬉しそう。 そして、自我自尊。私を見い出した目には狂いがないってほどいってくれた。そんなリリちゃんに今となっては本当に感謝。すばらしい音楽に引きずり込んでくれたことに。(感動なシーンだけど、言葉悪いのはうまれつきなのでかんべんね!) 「最後の演奏は特に冴えていた」(初めて聞いたぞ!ゲームいっぱいやッていて) 魔法のヴァイオリンホッとしているといってくれた。最後まで私のことを心配してくれていたヴァイオリンに答えられて良かった…。 「これからが始まりだ。新しい音楽を奏でる時がきたのだ。さあ、自分の音楽を試すのだ。お前の音楽が本当に人の心に届くかどうか」 『愛の挨拶』を奏でる時がきた…リリちゃんが魔法で風を送ってとどけてくれるらしい…一番きこえる所で奏でよう。 彼の一番いた場所…屋上へ… 『コンクールに参加してくれてほんとに感謝しているのだ…ありがとう。我が輩達ファータは音楽でしか人に触れあってはいけないことになっている…』 リリちゃんの姿はみえないけど、声は聞こえる…それが少し寂しい… 「だから、これでお別れだ。コンクールが終わったら我が輩達は姿を隠す。だが…我が輩はのぞむ。音楽がお前を愛していることを、それを感じていてくれ…そして音楽を愛してくれ…お前のそばにある美しい音楽を感じていてくれ…』 リリちゃんの羽音がとても綺麗だと今始めてかんじた……そしてそれも遠ざかり声もとうざかっていく… 『そしておしえてくれ……お前の「奇跡」を……渡しただろう?弾けばきっと伝わるのだお前の相手だけに聞こえる…』 『それが…お前の「奇跡」だ…さあ!引いてくれお前の心が奏でる「愛の挨拶」を』 私が待っている間、彼は天羽ちゃんのインタビューを受けていた。 私はそれを記事で読むことになる。 世界は私の音楽を待っているとか、今回の音楽は自分の気持ちを込めて演奏したとか……力をすべてだして……やっぱり。とおもう。 私を意識していた。 努力をしていたのは自分だけだと思っ手いたおろかなことを私にかえてもらって、この経験やいろいろのことをいかしていきたい。 コンクールが自分にくれたモノを確認するためにかけだしたため、中途半端な記事。だけど、中途半端にしちゃたのは愛の挨拶の音楽が彼に聞こえたため…… 愛の挨拶を彼に届いた…彼の階段を登る足音が聞こえる。 そして、ドアを開いた彼はすこし服装も髪も乱れている。 「かほこ…」 私のそばに近付くと顔を赤らめ視線をそらしていう。 「その……君は俺のことをどう思っているんだろう。それが…聞きたくて…」 もっと顔を赤くして口籠るよう 「俺は君を………その……」 期待をして彼をジッと見つけると、もっと口ごもって、その………とくり返す。 そんな彼がとても可愛く思えてしまう。その微笑みに気付いて、瞳を一瞬とじ、あらためて、私と向き合う顔は真剣。 「音楽は手段じゃなく目的だ…俺はそれを多分ちゃんとりかいしていなかった」 いつもの癖の髪の毛を書き上げて 「手段以上のものをヴァイオリンに求めることを忘れていたんだと思う」 そう反省して、微笑みを私に向けた。 「だが、君の存在が俺の中の音楽を呼び覚ましてくれる。おれが君に対して出来るのは自分にできる最高の音楽で応えることだ。」 さらに微笑み本当に嬉しそうに、語ってくれた。 そしてまた頬をあかくしてテレながらいう。 「おれの音色は君に向かっているこれからも…そうでありたいと思う」 私の音色も貴方にむかっていたんだよ? 気付いてた? その向かい合えたことがとても嬉しかった… 「ヴァイオリンに円熟というものがあるのだとしても、今の俺では凄く遠い、そのうえ、理想というモノは近付けば近付くほど塔のいてしまう…」そう言う彼は音楽に対しては真剣に考えている表情になる。 だけど… 「さっきの楽曲は俺に夢を思い描かせてくれる」 そう、つぶやくように語り微笑んで、またさっきの自分のいった言葉が恥ずかしかったのか?また赤くなる。 「その…今さっき弾いていた楽曲誰のために弾いていたんだ?」 「蓮君の為に弾いたんだよ…あなたに…聞こえて……伝わってよかった……」いままで蓮君の言葉に耳を向けて我慢していたけど、私が一番つたえたかった。いいたかった言葉を理解してくれた彼は、涙を吹いてくれて… 彼は私が落ち着いたの見てお願いをしてくれた。 「お願いだから…もう一度…俺に聞かせてくれないか?」 最高の笑顔でそう言った。 それに私はうなずいて、さっきより上手に彼に伝わるように「愛の挨拶」奏でた… 私が演奏した音楽の思いでが流れる……このコンクールの思いでは永遠で…いろんなことがあって…一生分の経験した感じだけど…私の一生はまだまだ終わらなくて、これからは彼と一緒に歩んでいきたいと望む… 彼とはクラスも校舎も違って、待ち合わせの練習室に私は急いで向かう。一緒にいたいから…… 彼はゆっくりでいいといってくれるけど…… 私をまってくれる優しい彼…… いつも愛の挨拶を弾いて私に好きだよと囁いてくれる… 音楽にのせる音楽と音色で…… 恥ずかしいけど嬉しい…… そしていつまでも一緒の奏でていければいい……音楽が幸せを運んで結んでくれた奇跡が永遠であるようにと私は願う…… 続く…! ジャンル別一覧
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